よりよい社会保障を充実させるための署名紹介 シリーズ(2)

社会保障・平和・まちづくり委員会 委員長 香取 三恵子

医療費窓口負担の2倍化は困ります

高齢になると長年酷使してきた体のあちこちに不具合をきたし、どうしても病院通いが増えます。若いころから必死で働いてきた無理があちこちに出てきます。

「医療費を抑制するために、窓口負担を引き上げる」というのは、あまりにも酷い仕打ちです。「医療費が必要になるから、それをどう援助するか」と考えるのが行政の本来なすべき仕事ではないでしょうか?

高齢期を迎えない人はいません。「高齢者の医療費負担が増える」という事は「全国民の将来不安」がまた一つ増えることになります。表2は、誰もがかかりそうな病気の時の医療費です。こんなにかかってはたまりません。ぜひ周りの方に話し、署名を1筆でも多く集めましょう。
前回は150万筆余り集めましたが、国会を通されてしまいました。今回は350万筆を集め、実施を阻止したいです。ネット署名(外部サイト)にご協力ください。

表2:医療費の一例 処方の有無や検査方法によって異なる。1例として提示。

病名

診療内容

現在

2倍化

転倒で手首打撲

診察・レントゲン検査

600円

1,190円

慢性疾患定期受診

診察・特定疾患管理料・処方箋料

360円

720円

慢性疾患診察・検査

診察・特定疾患管理料・検査料・処方箋料

1,420円

2,850円

糖尿病・インスリン

診察・在宅自己注射指導管理・検査・処方箋

2,300円

4,620円

2121.8 東京健生病院医事課
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