高齢になると長年酷使してきた体のあちこちに不具合をきたし、どうしても病院通いが増えます。若いころから必死で働いてきた無理があちこちに出てきます。
「医療費を抑制するために、窓口負担を引き上げる」というのは、あまりにも酷い仕打ちです。「医療費が必要になるから、それをどう援助するか」と考えるのが行政の本来なすべき仕事ではないでしょうか?
高齢期を迎えない人はいません。「高齢者の医療費負担が増える」という事は「全国民の将来不安」がまた一つ増えることになります。表2は、誰もがかかりそうな病気の時の医療費です。こんなにかかってはたまりません。ぜひ周りの方に話し、署名を1筆でも多く集めましょう。
前回は150万筆余り集めましたが、国会を通されてしまいました。今回は350万筆を集め、実施を阻止したいです。ネット署名(外部サイト)にご協力ください。
表2:医療費の一例 ※処方の有無や検査方法によって異なる。1例として提示。
病名 |
診療内容 |
現在 |
2倍化 |
---|---|---|---|
転倒で手首打撲 |
診察・レントゲン検査 |
600円 |
1,190円 |
慢性疾患定期受診 |
診察・特定疾患管理料・処方箋料 |
360円 |
720円 |
慢性疾患診察・検査 |
診察・特定疾患管理料・検査料・処方箋料 |
1,420円 |
2,850円 |
糖尿病・インスリン |
診察・在宅自己注射指導管理・検査・処方箋 |
2,300円 |
4,620円 |