ドクター紹介 木下 時郎 先生

ドクター紹介 木下 時郎 先生
大泉生協病院 医師 木下 時郎 先生

9年ぶりに大泉生協病院で初期研修医が入局しました

1993年7月28日生まれ28歳、出身は東京都町田市です。小中高と12年間サッカーを続けました。医師を目指したきっかけは、スポーツドクターになりたかったからです。サッカーでケガをした時に地域の診療所の先生が丁寧に診察して下さったのが印象的で、私もこの先生のような人格ある人間になりたいと思うようになりました。

大学時代のクリニカルクラークシップでは、整形外科、一般外科に興味を持ち、積極的に手術室に入るようにしていました。大学卒業後から医師国家試験合格まで紆余曲折あり数年かかりましたが、その期間で整形外科とタッグを組むリハビリ医に強く惹かれました。術後の患者さんの機能障害を克服するだけでなく、生活に寄り添っていくことにとても魅力を感じたからです。

自分自身のモチベーション維持のためにも介護老人保健施設でリハビリ助手の正職に就きました。施設の利用者様の方々と年間通してお話する機会を頂き、多くの内科的疾患を抱えていることを知り、より良いリハビリを実践するためには総合的な幅広い内科診療ができる力が必要だと考えるようになりました。そこから自分に合うような初期研修医病院を探し始め、大泉生協病院の研修プログラム募集の記事(ヘルスプロモーション活動に参加する研修医を求めます)を見つけ、「医療福祉生協」団体が地域の人々がそれぞれの健康・医療と暮らしにかかわる問題を持ち寄って組織・医療機関をつくり、運営しはじめたことに始まるという歴史を知りました。

初期研修期間2年間では、幅広い視野を持って、上級医の先生方を見習い、患者様の病気の理解を深めるとともに、健康に影響を及ぼす社会的要因( SDH : Social Determinants of Health)についても学んでいきたいです。