新年のごあいさつ 根岸京田理事長

東京保健生協理事長 根岸京田

あけましておめでとうございます

東京保健生活協同組合 理事長 根岸 京田

東京保健生協組合員、職員のみなさん、あけましておめでとうございます。

昨年はコロナに始まりコロナに終わるという、新型コロナウイルス感染症とのたたかいに翻弄された一年でした。
2019年末に初めてその存在が報告された新型コロナウイルスは瞬く間に世界に広がり、人間社会を一変させてしまいました。日本では6月末に一旦収束するかに見えましたが、8月に第2波、11月に第3波の流行が襲来し、そのたびに感染規模が拡大しています。

予防は密閉・密集・密接の三密を避けることとマスクの着用、手洗いの徹底であり、人と人との対面での接触を制限する必要があります。それは医療生協運動に大きく影響し、地域での活動量は相当に制限せざるを得ませんでした。ワクチン開発が進められていますが普及には時間がかかると予想され、当面は「with コロナ」を前提とした人付き合いや医療活動、医療生協運動を考えていかなければなりません。

昨年8月から10月にかけてご協力いただいたCOVID19影響度アンケート調査では、51.5%の人が何らかの精神的不調を訴え、人と人とのコミュニケーションの減少が運動機能よりもメンタル面に大きく影響しており、特にコロナと直接向き合っている職員に大きなストレスがかかっていることが注目されました。また「孤独」「気分の落ち込み」「イライラ」「不安」を訴える人、外出頻度の減っている人にうつ傾向が強く見られました。

地域の健康状態の改善には感染症対策だけでなく経済活動も含めた生業の回復が欠かせず、そのためには医療・介護分野の努力だけでなく政治の力が必要です。医療生協や民医連が持つ、人と人とのつながりづくりや住民運動を通じて社会をより良い方向に変えていく力が期待されています。
新型コロナウイルス感染症を正しく恐れ、この時代にふさわしい医療生協活動を模索していきましょう。本年も東京保健生協をどうぞよろしくお願いいたします。