運営状況


東京保健生協の現況(2022年3月31日現在)

組合員数

46,779人

出資金

1,983,884,000円

1人あたり出資金

42,409円

事業収益

69億円

総資産

69.4億円

純資産(自己資本)

13.9億円


年度別運営報告一覧


第72回通常総代会議案(2022年)

東京保健生協の2021年度活動のまとめと2022年度活動のすすめ方などが、2022年総代会の議案です。その全文(PDF)は次の通りです。

第72回通常総代会議案(2022年)

総代会報告

  • 第72回通常総代会

    歩んできた道をさらに前へ!

    6月18日(土)日本教育会館一ツ橋ホールにて
    総代出席67名、書面議決182名、役員22名、職員23名
    会場から動画配信し、67箇所で視聴されました

    第72回通常総代会

    4課題達成支部・ヘルスチャレンジ10年連続5%達成支部の表彰

    第72回通常総代会
    第72回通常総代会

    新入職員の紹介(代表挨拶、木下時郎先生)

    理事会挨拶

    新たな道を作り、歩んで行くために

    看護部長 高野 好枝
    第72回通常総代会

    高野好枝看護部長

    第72回総代会は、3年ぶりに、日本教育会館を利用した113名での開催となりました。2020年から始まった新型コロナウイルス感染症拡大により、急激な変化が求められた2年間でした。この間、組合員活動では、オンラインでの班会、困窮者支援活動など、事業所では発熱者、コロナ患者の対応、新たな感染対策への取り組みなど、あきらめず、粘り強く、しなやかにコロナに立ち向かってきました。
    世界に目を向けると今、コロナで人と人のつながりづらさや、ロシアによるウクライナ侵略、それによる食料危機など、想像ができないほど苦しい思いをしている人が本当にたくさんいます。
    第8次中期構想、2年目となる今年度も、「人につなげる、生きるにつなげる、未来につなげる」のスローガンに込めた思いを実現していきましょう。

    議案提案

    困難に心を寄せ、向き合う活動を

    専務理事 折井 敬行
    第72回通常総代会

    折井敬行専務理事

    第1号議案から第6号議案を一括提案しました。
    初めにこの1年の東京都の新型コロナウイルス感染症の状況と東京保健生協の組合員活動を示し、議案に沿って、この一年の振り返りを行いました。2021年度は第8次中期構想の1年目として、事業所や協議会、支部などで中期構想に沿った活動に取り組み、みんなで困難に立ち向かって頑張り抜いた1年となりました。コロナ禍も2年目となり、これまでの知見を元に職員は感染対策を取り、患者、利用者に寄り添いながら、医療介護活動で奮闘しました。組合員活動は感染対策本部の指針に沿って継続してきました。
    予算案については、2022年度の計画だけでなく今後2026年までの中長期の計画についても説明がされました。職員・組合員とが一体となり「必要剰余2億円」「出資金ふやし2億円」に向けてとりくみ、事業の維持・発展に不可欠な設備投資を実施することが強調されました。
    第5号議案では組合員理事1名補充の提案がされました。
    その後、第1号議案から第6号議案が賛成多数で採択・承認されました。

    総括答弁

    地域の健康づくりを進め、幸せな世の中に

    理事長 根岸 京田
    第72回通常総代会

    根岸京田理事長

    組合員から3演題、職員から6演題の発表がされました。東京保健生協の活動は多彩かつ多岐に渡ることをいつも感じています(発表内容は2面に掲載)。新型コロナウイルス感染症について、大泉生協病院や訪問看護ステーションからありましたが、医療現場では医療従事者が地道に、本当に最初は命がけで行ってきました。自分が感染するリスクがある中で、努力し、なんとか対応してきたということがあります。
    先進国の38か国があつまる経済協力開発機構(OECD)の中でコロナ禍においても、平均寿命が延びた国は、日本以外では四つしかありません(OECD Health Statistics 2021.)。現場の医療従事者がすごく頑張ったことが背景にあるのだと思います。アメリカに至っては平均寿命が1年半くらい縮んでいます。
    これからの課題はコロナの罹患後症候群と言われています。特に全身倦怠感などで失職し、生活が厳しくなる方が100万人程度いることが予想されます。こういった人を外来につなげていく必要があります。
    私達の活動は、健康活動を通じて地域で幸せに暮らすために行ってきたもので、医療財源のためにやってきたことではありません。「健康づくり」とか「地域づくり」を医療費の削減のため行いたい人たちもいます。このような意見を跳ね返すために、医療生協の取り組みが生き生きと地域で根ざして、その成果が広く発信されることが大事だと思っています。

    閉会の挨拶

    60年のバトンを引き継ぐために

    副理事長 山﨑 広樹
    第72回通常総代会

    山﨑広樹副理事長

    班会も再開されつつありますが、世界的なコロナパンデミックにより改めて、人との繋がりや、自由に生活できることの大切さを知りました。その一方で、今最も危機に瀕しているのが平和です。今総代会では特別決議もありましたが、国際的な秩序が脅かされ、国内では平和憲法でさえ変えてしまおうという空気があります。アフガニスタンで活躍された中村哲先生は、「9条があるから日本は海外ではこれまで、絶対に銃を打たなかった。それが日本の強みです。そして日本は軍事力を用いない分野での貢献や援助を果たすべきです」とおっしゃっていました。この言葉に私たちが9条を守る確かな理由があると思います。
    今、私たちは未来に向け、東京保健生協60年のバトンを受け取りました。貧困や格差のない平和で平等な、安心して過ごせる社会の実現を目指して、これまで以上にたくさんの人と繋がって、みんなで力を合わせて頑張っていきましょう。

    ご来賓からの挨拶

    東京都生活協同組合連合会

    会長理事 村上 次郎
    第72回通常総代会

    山﨑広樹副理事長

    貴生協の創立60周年記念企画にオンラインで参加し、食の安全や健康づくり、平和の取り組みなど、医療生協と購買生協の共通点を見出すことが多くありました。
    まさに同じ生協であり、仲間なのだと改めて感じました。東京保健生協と私どもも連携をしながら歩いていきたいと思います。

    総代会発言要旨

    ヘルスチャレンジ10年連続組合員比5%達成

    土支田・大泉支部 菊池 善次郎
    第72回通常総代会

    2012年「ヘルスチャレンジは健康づくりであり、大事な組織活動でもある」と位置付けて取り組み、組合員比14%達成。2013年のHPH国際カンファレンスにポスターにまとめて出展。「ヘルスチャレンジは地域全体のヘルスプロモーションとしての見える化」であり「その手法と質が大変優れている」とブルーリボン賞を受賞。この受賞を土台にこの10年間毎年5%を継続してきました。これからもがんばります。


    地域でのコロナ対応

    訪問看護ステーション 並木 真紀
    第72回通常総代会

    事業所周辺の地域には、生活保護受給者のための簡易宿泊所が多くあります。新型コロナの急速な感染拡大により、陽性者が入院や宿泊療養施設への入所が困難になり、陽性者が簡易宿泊所や路上に居続けなければならない状況が起きると十分に考えられました。訪問看護師全員が安全確実なPPEの着脱ができる看護技術を習得してきました。ケアマネージャーの相談からデイサービスでのクラスター対応を保健所や法人全体で連携し対応しました。


    仲間ふやしの取り組み

    大泉生協病院 今井 平
    第72回通常総代会

    当院は黄金期とも呼べる2014年〜2017年度の取り組みが土台となり、仲間増やしを当たり前に行う風土が根付いています。
    2020年度〜2021年度、コロナの襲来により面会制限や来院制限をせざるを得なくなりました。当時の委員会としても対応に苦労し、具体的な取り組みや方針を出せずにいましたが、各職場の取り組みや成果を全職員に向けて発信して「見える化」することを狙い、メールニュースの配信を始めるなど工夫し、目標の90%は達成できました。


    東京健生病院40年目の取り組みとその先に向けて

    東京健生病院 多畑 たか子
    第72回通常総代会

    経営改善で2021年度に行った取り組みの1つ目は外来診療体制の大きな見直し、2つ目は透析医療の拡充です。医療療養病棟に透析機器を8台設置することで、身体的負担が軽減でき、療養環境の改善につながりました。
    今年度、リノベーション工事を成功させる為にも職員が地域に出てアウトリーチ活動を行い多くの方と繋がることや、生協活動を広げていくことが欠かせません。地域の方のより所となる病院を目指していきたいと思います。


    フードパントリーの取り組み

    雑司が谷1・2丁目支部 津久井 富造
    第72回通常総代会

    豊島協議会でフードパントリー開催の提案がありました。この活動は第8次中期構想のスローガンにピッタリ合致する活動であると感じました。
    今年5月までで4回開催しましたが、次第に受け取りに来る方や寄付してくれる方も増えています。町会や豊島区社協の協力により地域とのつながりが広がっているのを実感しています。保健生協の活動に、いろいろな活動を組み合わせて発展してきたと感じ、地域とのつながりを深める方向が見えたように思います。


    人事部発足1年の報告

    人事部長 本澤 博
    第72回通常総代会

    人事部は2021年に発足。メンバーは3名。主な業務内容は、教育委員の一員として学習教育月間の旗振りに、法人研修、民医連事務研修などの企画・運営に携わり、コロナで休眠していた事務育成委員会を再興しました。また、ISO委員の一員として審査計画や手順書作成、事務系採用の実働部隊として携わっています。今後、経営や働き方改革にもかかわり、最新の情報・技術も検討推進しながら人事部を発展させていきたいと考えています。


    東京健生病院経営プロジェクトに参加して

    文京協議会・常務理事 小嶋 陽子
    第72回通常総代会

    2020年8月から参加。設備の老朽化の状況などがよくわかり、病院経営の大変さを知りました。文京には多くの事業所があり、協議会の中でも温度差があります。全支部に管理部から直接「機能と役割について」説明してもらうなどつながりを重視。増資は「組合員の気持ちを集めること」。文京の組合員が東京健生病院のリノベーションを自分事として考え、一つずつでも行動できるように取り組みたいと思います。


    コロナの現状と私たちが向かう先

    大泉生協病院 院長 齋藤 文洋
    第72回通常総代会

    コロナの第6波の状況をみるといよいよコロナが終わる、ウィズコロナの時代についに入った、あるいはポストコロナの時代になってきたと考えています。コロナ陽性者の受け入れやワクチン接種、予約代行、フードバンクなど一生懸命取り組んできました。嬉しかったのは職員の8割がこの病院で働いて良かったと回答。ポストコロナの時代SDH、HPHも含め、保健予防、医療だけでないとこに進まなくてはいけない。民主主義の歴史を学び、戦争をしないで憲法を守りながらやっていくか、正念場になっています。


    書面発言

    大泉生協病院 青木 直之

    公園通り訪問看護ステーションの廃止に至たる経緯と今後の対応について教えてください

    回答
    3月に練馬区内の所長や介護部長もまじえて協議を重ねてきましたが、事業所を維持していく職員の配置は難しく廃止という結論に至りました。今後は同じ練馬区内の大泉訪問看護ステーションで出来る限りカバーしていくと共に、職員人財確保に努めていきたいと思います。

    新理事紹介

    新任理事からの挨拶

    生松 まり子

    世界中が今までにない不安の中。このような時だからこそ命や暮らし、支え合いを大切にする活動が重要です。皆さんと協力をして取り組みたいと考えています。

    参加者のこえ

    石泉支部 横澤 雅代

    各支部や職員からの活動報告が分かりやすく興味深かった。また、コロナや保健生協の立ち位置に関する学びもあった。閉会の言葉「平和でこその私たちの暮らし」にウクライナを想う。コロナ禍の総代会に保健生協のパワーを感じた。


    根津・弥生支部 天野 淑子

    参加人数制限のもとでしたが、粛々と議事が進められた空気感に背筋が伸びました。それぞれの報告でぼんやりとしていた􀀀保健生協ってなに? がはっきりととらえられました。各支部の報告はこれからの活動に参考になりそうです。平和なくしては医療と暮らしは守れないとの思いを強くした総代会でした。


    経理部 時松 美咲

    第8次中期構想1年目となる2021年度では、コロナ禍でも精力的に医療活動、健康づくり、経営を行ってきたことがわかりました。2022年度方針が採択されましたが、状況、情勢に合わせた活動を行っていくことで継続的な経営を行い、組合員さんと一緒に心を合わせて頑張りたいと思いました。


    豊島区 山口 実

    この間、組織、社保、機関紙、3つの委員会を受け持ち、大変貴重な経験をさせていただきました。引き続き支部に帰って微力ながら頑張りたいと思います。
    (機関紙委員会委員長・社保平和まちづくり委員会)


これまでの総代会

これまでに開催された総代会の議案・報告ページです。