健診のススメ 乳がん検診

組織部 小西 艶子

乳がんの罹患者は30年で5倍に増えています。
乳がんは早期発見が重要ですので、2年に1度はマンモグラフィー(乳房エックス線検査)で乳がん検診を受診しましょう。

東京健生病院では、マンモグラフィは年3回、乳腺エコーは随時行っています。
大泉生協病院では、通年マンモグラフィ検査を実施しています。練馬区の乳がん検診として希望される場合は、区への事前申請が必要になります。

この度、豊島・文京民主商工会(民商)の婦人部員6名が、昨年11月に乳がん検診を受けることになった経緯を寄せてくれましたので、ご紹介します。

1年ほど前、婦人部の役員さんが区の検診で乳がんが発見され、幸いにも早期だったので大事に至らず、数日の入院と手術で退院できましたが、婦人部の集まりで「だれでも罹患する可能性があるね」「業者婦人って十分療養することができないからね」などの議論になり、早期発見が大事であること、そのための検診の重要性を共有しました。
何か婦人部としてできることはないかと、集団検診を受け付けてくれるか区の検診センターや地域の病院・クリニックなどにあたったところ、人間ドックとのオプションでないと検査してもらえないことがわかり、少し頓挫。それでも何度か検診の重要性などを話し合い、民商共済会の役員会にも相談したところ、共済会の役員で東京保健生協の元理事の方から「東京健生病院で乳がん検診のポスターを見たよ」と教えてもらいました。

すぐに健生病院に問合せると、日時や検診内容などを詳しく説明してくれ、集団検診も快く対応してくれることになりました。コロナ対策もあり、検診センターとは電話で打ち合わせを行い、当日は検診参加者を午前と午後に分け、スムーズに受診することができました。

後日、受診した6人全員が「異常なし」の結果だったことを受け、「良かったネ!」「一年間安心して過ごせる」「また続けていきたいね」との声もいただき、民商婦人部や民商共済会としてもやってよかったと確信になりました。

(西池袋在住 近藤 恵)

健診のススメ 乳がん検診

現在、コロナウイルワクチンの3回目の接種も始まっていますが、日本乳癌検診学会によると、「検診としてのマンモグラフィや乳房超音波検査はワクチン接種前に施行するか、2回目のワクチン接種後少なくとも6~10週間の間隔をおいてから施行することが望ましい」としています。お申し込みの際にはご注意ください。